

世界各地での貴重な体験
SEVの開発者・若林氏は、当時技術者として世界各地を飛び回っていた。人里離れた土地を訪ねることも多く、そういった場所では、これまでに見たことのない不思議な光景を度々目にした。
病院も薬もない地域に住んでいる人たちが、病気になると治療のために訪れる洞窟があったり、岩盤の上でただ横になるだけで元気になったり……。
幼少のころからカラダが弱かった若林は、それらの光景に強く興味をひかれて、日本国内で本格的な研究を始めた。そういった自然のものがカラダへ与える影響を調べている過程で、1978年、浴槽で使用する最初のSEVシステム「イオナイザー」を開発。
それがSEV技術のすべての始まりである。

腰用ベルトを自動車に使ってみると
カラダへの効果にいち早く着目して製品化に成功したSEVは、新たな健康の技術として口コミでジワジワと広がっていった。そんなときに、レースをはじめクルマが一番の趣味である若林のちょっとしたアイデアがSEVに新しい展開をもたらすことになる。
それは、若林が愛車で首都高速を走っていたときのこと。
「カラダにいいものはクルマにも良いのでは?」
いきなり愛車を路肩に止めて吸気部分のパイプに自分が腰に巻いていたSEVベルトを巻きつけてみたところ……なんとエンジンの吹け上がり方に変化が!
うれしくてそのまま大黒ふ頭までドライブしてしまったという。
ちなみに、その時の変化は、現在のSEVの変化に比べればわずか1/10以下であったとのこと。

前例がないことへのチャレンジ
SEVは開発当初からその技術の特許の取得に取り組んでいた。専門家からは、工業技術が主となっている特許取得は、目に見えない、環境や人体への効果についての特許取得は難しいだろうと言われ続けていたが、2000年、ついに「物質活性化方法および装置」という題目で、SEV技術の特許の取得に成功する。
これによってSEVの効果がより一層実用化されていき、住環境、健康、自動車とSEV技術の活動ステージは年々拡大されていった。
医療の世界も例外ではなく、医学界でもSEVの人体への効果に注目されはじめる。

環境への応用が本格的に始まる
「イオナイザー」の誕生以来、住環境においても効果は認められていたSEV。「カラダに優しい環境づくり」をテーマとして、株式会社メディカルイオンが住環境に特化した事業『空感プロデュース』を開始。第1号として、群馬県・伊香保の老舗温泉旅館『伊香保温泉 福一』にSEVを導入する。
福一が群馬県の「中小企業経営革新支援法」の承認を受けるなど、住環境におけるSEVの価値が広く認められた。

国内のSEV装着台数10万台達成
自動車用SEVは、1000分の1秒の世界を突き詰めるレースの世界でいち早く拡がっていった。そして、フォーミュラニッポンやGT選手権をはじめとした国内モータースポーツの最高峰カテゴリーを戦うレーシングカーにSEVが使用されるほどにまでなる。
同時に一般車両への装着も飛躍的な伸びを見せ、SEV 装着台数10万台を達成。また、この年、米国特許の取得にも成功する。

可能性は無限大
スポーツ界でSEVの効能が注目され始めたのは10年ほど前から。まずはウィンタースポーツの世界でスキーやスノーボードのマテリアル用として浸透していった。
ここ数年ではワールドカップ選手が使用するまでになり、2004年、スキー、スノーボード、ゴルフなど、アスリート向けのSEV製品の開発、販売に特化したSEV SPORTSがスタートしている。

究極のゴルフギアを目指して…
SEVが着実にスポーツ界で広まっていく中、SEVオリジナルのゴルフブランド『SEV GOLF』が誕生。従来のゴルフギアとはまったく違った観点から、ゴルフ用品の開発、販売を開始する。
また、プロゴルファーのカラダをケアする「ツアー・フィットネス・カー」のサポートも開始。アマチュアだけでなく、プロゴルファーの間でもSEVが浸透し始める。



